タンブラーの捨て方は自治体ごとに違う!分別方法を確認するには?
2020/12/18(金)
今回はノベルティストアでも人気の名入れグッズ、タンブラーのお話です。「タンブラーの捨て方」についてご紹介します。
自宅やオフィスでのちょっとした休憩時間に、お気に入りのタンブラーにドリンクを入れて飲むと、ものすごく癒されますよね。
そんなタンブラー。できれば、お気に入りの商品をずっと使い続けたいものですが、長く使っていると、どうしても壊れてしまったり、不具合が出て使えなくなってしまうもの。
使えなくなってしまったら、タンブラーの捨て方を考えなくてはいけません。
日本国内の各自治体では、リサイクルを推進するため、また、ごみの量を減らすために、ごみの分別ルールが徹底されています。ところが、一口にタンブラーと言っても、その分別方法は素材によって異なりますし、同じ素材であっても自治体ごとに分別方法が違うため、注意しなければなりません。
金属?プラスチック?まずはタンブラーの素材の確認を!
タンブラーを捨てる際には、まず素材をチェックする必要があります。タンブラーの素材として使われているものは、ステンレス・銅・アルミといった金属から、ガラス、陶器、プラスチック、木まで様々です。
自治体の多くは、タンブラーの素材ごとに分別方法を分けているので、タンブラーを購入した際には、タンブラーの入っていた箱や、取扱説明書をキチンと保管しておき、捨てる際に確認しましょう。
また、タンブラーのフタに使用されているパッキンなど、パーツによっては本体と異なる素材が使われているケースもあるので気をつけましょう。
自治体によって大きく異なるタンブラーの分別方法
タンブラーを捨てる際には、お住まいの市区町村のルールに従って捨てましょう。自治体ごとに、ごみの処理能力が異なるため、同じ素材であっても「燃えるごみ」となったり、「燃えないごみ」となったり、分別方法が変わります。
では、自治体によっていったいどのくらい分別方法が異なるのか、以下にタンブラーの分別例を見てみましょう。
自治体の分別方法 (例1)
プラスチック製のタンブラーは「燃えるごみ」、ガラス製・金属製のタンブラーは「燃えないごみ」
自治体の分別方法 (例2)
木製・プラスチック製のタンブラーは「燃やすごみ」、それ以外のタンブラーは「燃やさないごみ」
自治体の分別方法 (例3)
素材に限らず「燃やせないごみ」
自治体の分別方法 (例4)
金属製のタンブラーは「金属類」、ガラス製のタンブラーは「ガラス類・陶磁器類」、プラスチック製のタンブラーは「プラスチック製品」
自治体の分別方法 (例5)
金属製のタンブラーは「金物類」
自治体の分別方法 (例6)
金属製のタンブラーは「小さな金属類」→30cm以上のものは「粗大ごみ」へ、プラスチック製のタンブラーは「燃やすごみ」
自治体の分別方法 (例7)
プラスチック製のタンブラーは「可燃ごみ」、金属製のタンブラーは「粗大ごみ」
自治体の分別方法 (例8)
金属製のタンブラーは「資源物・金属」、プラスチック製のタンブラーは「可燃ごみ」
いかがでしょうか。自治体によってだいぶ異なりますね。
また、タンブラーは可燃ごみや不燃ごみとして処分することがほとんどですが、素材によってはリサイクル資源として扱われる場合もあります。
金属類はリサイクルしやすいため、ステンレスなどの金属製タンブラーはリサイクル用として収集されることがあります。また、プラスチック製のタンブラーも、自治体によってはリサイクル用として収集されるケースがあります。
プラスチックと言えば、「プラスチック製容器包装」のリサイクルが推進されていますが、プラスチック製タンブラーがリサイクル用として収集される場合、基本的には「プラマーク」が付いたプラスチック製の容器や包装を対象にしています。「プラマーク」の付いていないタンブラーは、混ぜて出さないように注意しましょう。
タンブラーを捨てる時はできるだけきれいに洗ってから
金属製やプラスチック製などのタンブラーを、リサイクル用資源ごみとして出す場合には、きれいに洗って乾かしてから出します。汚れが取れない場合には、自治体のルールに従って、可燃ごみや不燃ごみとして捨てましょう。
また、可燃ごみや不燃ごみとして捨てる場合も、回収する作業員や近隣の住民の迷惑にならないように、きちんと中の飲み物を処理して、軽くすすいでから捨ててくださいね。
タンブラーの洗い方を詳しく知りたい方は以下の記事が参考になります。
自治体ごとの分別方法はホームページやアプリで確認
タンブラーの分別方法を確認する一番簡単な方法は、各家庭に配布される「ごみ分別一覧表」を見てチェックすること。市区町村の広報などと一緒に配布されたり、役所に行けばもらえるので、一度確認してみてください。「ごみ分別一覧表」が配布されなかったり、失くしてしまった場合には、各自治体のホームページに掲載されていることも多いので、確認してみましょう。
また、最近では、ごみの分別や収集日などの情報を確認できる、スマートフォン用のアプリを配信している自治体もあります。
タンブラーの項目自体がない場合には、タンブラーの素材に合わせて分別しましょう。ご不明な点があったら、各自治体の窓口までお問い合わせください。
タンブラーを捨てる前に再利用する方法も考えてみる
せっかく愛用してきたタンブラーですので、できれば簡単に捨てたくないものですよね。中が汚れてしまって使えない、また、使用していないタンブラーがたくさんある場合には、飲み物を飲む以外の使い道も考えてみてください。
例えば、使わないタンブラーに小さめの観葉植物や多肉植物などを入れて、植木鉢として使用するのもお洒落です。デスクに置いてペン立てにしたり、ちょっとした小物入れとしても使い勝手がよいですよ。
以下の記事でもタンブラーの活用法をご紹介していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、タンブラーの捨て方、分別方法についてご紹介いたしました。マイタンブラーとして、エコ活動の一環としても使用されているタンブラー。捨てる時にもエコを意識して、リサイクルできるものはしっかりと分別したいですね。企業によっては、プラスチック製のタンブラーの回収をするところもあるのだとか。
いずれにせよ、まずは自治体のルールを守りつつ、身近なことからリサイクルやごみの削減に協力していきましょう。
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