タンブラーの正しい洗い方-臭い・汚れを落として永く使う方法とは
2020/12/8(火)
水筒よりもおしゃれで可愛いデザインが多く、手軽に飲み物を持ち運びできるのがタンブラーです。タンブラーは老若男女に人気の商品。そのため、ノベルティグッズとして名入れ印刷(会社の名前やロゴを印刷すること)したタンブラーを配布する企業様が増えています。
例えば、二重構造で保温保冷が可能なタイプのステンレス製タンブラー。ある程度の時間が経過しても、中に入れた飲み物を美味しく飲め、様々なシチュエーションで大活躍してくれるので、ノベルティグッズとして配布すると喜ばれます。もしかしたら、みなさんもノベルティグッズとして配布された名入れタンブラーを持っているかもしれませんね。
また、自分が気に入ったタンブラーは、できるだけ末永く使いたいもの。タンブラーを末永く使うためには、他の商品同様に、日頃のお手入れがとても大切になってきます。そこで今回は、タンブラーの正しい洗い方や、お手入れ方法についてご紹介します。
タンブラーはどうやって洗うの?正しい洗い方とは?
タンブラーを洗う時に注意していただき点んは全部で8つ。
「ちょっと多いな」と思われるかもしれませんが、慣れると簡単です。また、正し方法で洗う方がタンブラーを永く使えます。
①その日のうちにすぐ洗う
タンブラーのお手入れの基本は、使用後の洗浄です。タンブラーを使ったら、その日のうちにすぐに洗いましょう。
②パーツは取り外す
タンブラーの本体やフタを洗う際には、取り外しができるパーツをできるかぎり取り外しましょう。もしパーツを取り外さないで洗ってしまうと、パッキンの隙間やフタに汚れが付着したままであったり、洗剤がきちんと落としきれない状態で乾かしてしまうことになってしまいます。
③柔らかいスポンジを使う
タンブラー本体は、なるべく柔らかいスポンジを使って洗うようにしましょう。ザラザラしているスポンジや、たわし、メラミンスポンジを使ってタンブラー本体を洗うと、タンブラーに傷をつけてしまう危険性が高まります。特にタンブラーの内側は、傷がつかないよう、柔らかいスポンジを利用して優しく洗いましょう。
④メラミンスポンジは使わない
タンブラーの内側に汚れがこびりついていると、どうしてもメラミンスポンジを使いたくなります。しかし、メラミンスポンジは一見柔らかくても、表面に傷をつけやすい特性を持っています。タンブラーの内側を洗うことには適していません。
⑤ゴシゴシ洗わない
タンブラーの内側を、例えばメラミンスポンジなどでゴシゴシと力強く洗うことは避けましょう。ゴシゴシと力強く洗ってしまうと、タンブラーの内側に傷がついてしまいサビの原因になってしまうだけではなく、傷ついた部分に汚れが溜まりやすくなったり、溜まってしまった汚れから菌が繁殖してしまうことがあります。そのため、洗い方には細心の注意が必要なのです。
⑥クレンザーは使わず、食器用の中性洗剤を使う
タンブラーを洗う際には、食器用の中性洗剤を用いて洗いましょう。注意したいのはクレンザー。クレンザーを用いると、メラミンスポンジ同様にタンブラー内部に傷をつけてしまうので、利用しないようにしましょう。
⑦しっかりと乾燥させる
タンブラーを洗った後は、それぞれのパーツを乾いた布で優しくふいて、タンブラーから水分をしっかりと取り除いてください。その後、しっかりと乾燥させましょう。しっかり乾かすことができていないと、ニオイやカビの原因となってしまいます。
⑧食器用乾燥機を利用する際は注意
できるだけ早く乾かそうと、洗浄後のタンブラーを食器用乾燥機に入れる人がいますが、食器乾燥機の使用は注意が必要です。
乾かそうとしているタンブラーが、食器用乾燥機で乾燥させることが可能な商品なのかどうか、まずは確認しましょう。万が一、食器用乾燥機を使用してはならないタンブラーを、食器用乾燥機で洗浄した場合、保冷効果や保温効果が損なわれる、漏れの原因となる、変色・腐食の原因になるといった影響が出る可能性があります。
タンブラーのしつこい汚れが気になる時の洗い方
もしタンブラーの内側にしつこい汚れが付いてしまったら、汚れに合わせた洗い方で落としましょう。よくあるケースをまとめてみたので参考にしてください。
タンブラー内部の茶渋が気になる
コーヒー、紅茶、緑茶などをタンブラーに入れると、タンブラー内部に茶渋が付着することがあります。タンブラー内部に茶渋が付いてしまい、気になってしまうという場合には、重曹を使うと茶渋を綺麗に落とすことができます。重曹は人間の体には無害なので、安心して汚れ落としができます。
ただし、重曹をそのままスポンジにつけ、強くこすって洗うと傷がつくので、つけ置き洗いにしましょう。茶渋の汚れが気になるタンブラーの内部にお湯を入れて、重曹を小さじ1杯入れます。この時、パッキンやフタは、別の容器に入れて、同じように重曹とお湯を加えておきましょう。どちらもスプーンで重曹をよく溶かして約1時間放置し、1時間後に、お湯を捨ててしっかりすすぐと、茶渋が綺麗に落ちます。
タンブラー内部の赤いサビが気になる
まれにタンブラーの内部に赤いサビが付着することがあります。タンブラー内部に赤いサビがついてしまった場合には、お酢を使って落とすことができます。タンブラーの中にお湯を注いで、お湯の量に対して10%ほどのお酢を加えましょう。その後1時間ほど放置した後に、洗い流します。
タンブラー内部のザラザラが気になる
タンブラーの内部が、ザラザラしているという時は、クエン酸を使ってザラザラを落としましょう。タンブラーのフタを外し、タンブラー内部にお湯を注ぎます。お湯の量に対して10%ほどのクエン酸を加えたら、そのまま1時間放置します。しっかりと洗い流すと、ザラつきが取れていますよ。
市販のステンレス専用洗浄剤もおすすめ
ステンレス製のタンブラーの場合は、ステンレス専用洗浄剤もおすすめです。ステンレス製のタンブラーをお持ちの方は、スーパーやホームセンターなどで比較的安く購入できるので、使ってみてはいかがでしょうか。
ステンレス専用洗浄剤は、タンブラー内部のステンレスに付着した頑固な汚れをしっかり落とすことができますし、気になるニオイも取ってくれます。茶渋にも効果があるので、定期的に用いると、ステンレス製のタンブラーを末永く綺麗な状態で使えることでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、タンブラーの正しい洗い方や、お手入れ方法についてご紹介しました。お気に入りのタンブラーを末永く使用するためにも、使い終わったらきちんとタンブラー内部を洗い、メンテナンスをしていきましょう。
タンブラー本体以外に気をつけたいのはパッキンです。パッキンは消耗品なので、長期間タンブラーを使う中で徐々に劣化していきます。パッキンが劣化してきたと感じた際には、取り替えるようにしましょう。
またタンブラーの中に入れる飲み物についても注意したいところ。例えば炭酸飲料。炭酸飲料をタンブラー内部に入れフタを閉めると、内圧が上がりキャップが破損したり、中身が飛び出す恐れもあるので注意しましょう。炭酸飲料を中に入れることができる、専用のタンブラーも販売されています。
ノベルティストアでは色々なタイプの商品を取り扱っておりますので、ノベルティ向けオリジナル名入れタンブラー一覧ページをぜひご覧ください。
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