UVインクジェット印刷
インクジェット印刷はどんな印刷方法?
UVインクジェット印刷とは、インクジェットプリンターから直接インクを吹き付ける印刷方法です。
CMYKのインクに紫外線(UV光)を照射することで、インクを硬化させてなじませます
■UVインクジェット印刷のメリット
- フルカラーデザインの印刷に対応できる(写真印刷やグラデーションの表現が可能)
- 製版代不要(インクジェットプリンターから直接印刷するため)
- 印刷の仕上がりが素材の色に影響を受けない(下地に白インクをプリントすればOK)
- 短納期で仕上がる(インクの乾燥が早い)
- 環境にやさしい(溶剤なしでの乾燥が可能なため、揮発性 有機化合物が発生しない)
■UVインクジェット印刷のデメリット
- 特色印刷(金色や銀色など)は不可
- DICやPANTONEでの印刷色指定は不可(CMYKのみ)
- 凹凸面や湾曲面には印刷不可
- 下地に白インクをプリントしないと素材の色が透ける可能性あり
- 細かいデザインは表現しづらい(0.3mm以下の線、0.5mm以下の抜きはつぶれたり、かすんだりする可能性があります)
■UVインクジェット印刷の対応商品
- エコバッグ
- 文具類
- プラスチック製品
- 紙製品
- 革製品 有機化合物が発生しない)
- 木材
- など
※エコバッグにUVインクジェット印刷(ガーメント印刷)をすると、以下のような仕上がりになります。
インクジェット印刷の流れは?
①印刷機のテーブルに治具を設置し、治具に商品をはめ込みます
②埃や静電気を払います
③印刷機を作動させ印刷を開始します
④テーブルが奥に移動し、印刷が始まります
⑤インクを塗布しながらUVを照射しインクを硬化させます
⑥オリジナルデザインを印刷したポケットミラーの完成です
熱転写での印刷色指定
CMYKのインクを使用します。
CMYKとは?
Cyan(シアン)・Magenta(マゼンタ)・Yellow(イエロー)・Key plate(キープレート ※黒)の略語です。
混ぜれば混ぜるほど色が濃く変化する特徴を持つことから、「減法混合」や「減法混色」とも呼ばれます。
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